- 適応検査を受けた方のうち10〜30%前後が不適応と判定される(公開情報ベース)
- 角膜内皮細胞数2,000個/mm²未満は代表的な不適応理由のひとつ
- 1院で適応外と言われても、別院の再検査で通るケースがある
- 「受けられるか」は適応検査を1回受ければ当日中に判明することが多い
- レーシックが適応外でもICLが受けられる場合がある
ICLの適応外になる人の割合
ICLを受けるには、まず「適応検査」で眼の状態を詳しく調べる必要があります。角膜内皮細胞数・前房深度・屈折度数・眼圧・眼底など複数の項目を、1回の来院でまとめて測定します。
公開情報によると、適応検査を受けた方のうち10〜30%前後が何らかの条件で「現時点では不適応」と判定されるとされています。逆に言えば、70〜90%程度の方は適応と判定されて手術に進める計算です。ただしこの数値はクリニックの対象集団や検査基準の違いによって幅があるため、最新の情報は受診するクリニックの公式で要確認です。
気になるのは「自分が当てはまる可能性はあるのか」という点です。適応外になる理由は大きく5つあり、それぞれに具体的な基準値があります。
適応外と判定される主な5つの理由
角膜内皮細胞数が不足している
角膜の最内層にある細胞で、加齢やコンタクトレンズの長期使用によって少しずつ減少します。ICLのレンズ挿入時には眼内に微細な刺激が加わるため、細胞数が少ない状態で手術すると術後の角膜保護機能に影響する可能性があります。
一般的な適応の目安は2,000個/mm²以上とされており、これを下回ると不適応となるケースが出てきます。コンタクトレンズを長年装用してきた方は細胞数がやや少なめになる傾向があるため、検査前に一定期間の装用休止を指示されることがあります。ソフトレンズで2週間〜1ヶ月、ハードレンズで1ヶ月以上の休止を求めるクリニックが多いとされていますが、正確な指示はクリニック公式で要確認です。
ボーダーライン上(1,900〜2,100個/mm²付近)の場合は、別院で再測定することで数値が変わり適応となるケースも報告されています。
前房深度が足りない
前房とは、角膜の裏側と水晶体のあいだにある液体で満たされた空間のことです。ICLはここにレンズを挿入するため、十分な奥行きが必要です。一般的な適応の目安は2.8mm以上とされており(クリニックによっては3.0mm以上を基準とするところもある)、これを下回ると不適応となることがあります。
前房深度は生まれつきの眼の構造に左右されるため、コンタクトレンズの休止やケアで改善することはできません。測定して初めて自分の数値が分かります。なお、2.5mm台であっても他の検査結果との総合判断でOKとなるケースがあるとの情報を案内しているクリニックもあり、絶対的な足切りではなく複数の数値を組み合わせて判断されます。
屈折度数が適応範囲から外れている
ICLは幅広い度数に対応していますが、それでも上限・下限があります。近視の場合、概ね-3D〜-18D程度が適応範囲とされており、軽度の近視(-3D未満)や極端な強度近視(-18Dを超える場合)は対応が難しいことがあります(最新の対応範囲は公式で要確認)。
乱視については、対応量の上限があります。乱視矯正用のトーリックICLが存在するため、乱視があること自体は不適応の理由にはなりませんが、乱視の量が非常に大きい場合や不規則な乱視の場合は対応できないことがあります。
年齢の問題
一般的に21〜45歳が適応の目安とされています。21歳未満は近視の進行がまだ続いている可能性があり、45歳を超えると老眼との兼ね合いを考慮する必要があります。ただし年齢はあくまでひとつの目安であり、個別の眼の状態を優先して判断するクリニックも多くあります。「46歳だから受けられない」と決めつけず、まず相談してみることが重要です。
既存の眼疾患がある
緑内障・白内障・網膜疾患・ぶどう膜炎など、既存の眼疾患がある場合は不適応となることがあります。これらは術前の問診と検査で確認されます。日常的にコンタクトを使って生活していて自覚がない方でも、検査で初めて何らかの所見が見つかることがあるため、適応検査を受けること自体に眼の健康チェックとしての意味もあります。
適応検査で何を調べるのか
適応検査は1回の来院でほぼすべての判断材料を揃えられます。所要時間は1〜2時間程度が一般的で、主な検査内容は以下の通りです(最新情報は公式で要確認)。
角膜内皮細胞検査は、スペキュラーマイクロスコープという機器で細胞の数と形を調べます。痛みなく数秒で完了します。前房深度測定は光学式または超音波の機器で奥行きを計測し、適応条件の中でも特に重要な数値のひとつです。屈折度数・矯正視力検査では近視・遠視・乱視の度数を正確に把握し、この値でICLのレンズ度数を決定します。
眼圧・眼底検査では緑内障や網膜の状態を確認します。眼軸長・角膜曲率はICLレンズのサイズ選定に使われ、眼の大きさと形に合ったレンズを選ぶためのデータです。
これらをもとに医師が総合的に「適応か・不適応か」「どのレンズが適切か」を判断します。検査結果の数値を手元に記録しておくと、別院でセカンドオピニオンを取る際にも役立ちます。
1院で「適応外」と言われたときの選択肢
1つのクリニックで不適応と判定されても、他のすべての院で同じ結果になるとは限りません。再検討の余地がある理由は2点あります。
検査機器と判断基準の違いがあります。角膜内皮細胞数や前房深度は、使用する機器や計測条件によって数値が微妙に変わることがあります。ボーダーライン上の結果であれば、別院での再計測で数値が若干変わり、適応と判定されるケースがあります。また、クリニックごとに独自の判断基準を設けているケースもあるため、「A院では不適応だがB院では適応」という状況が起こり得ます(各院の基準は公式で要確認)。
次に別術式への切り替えがあります。ICLが難しい場合でも、フェムトセカンドレーシック・PRK(角膜表面矯正)・有水晶体眼内レンズの別モデルなどが選択肢として残ることがあります。前房深度が足りなくてICLは不適応でも���角膜の厚みが十分あればレーシックが可能なケースがその例です。どの術式が自分に合うかは医師との相談が必要で、公式で要確認です。
「なぜ不適応か」の理由を具体的な数値つきで確認しておくことが重要です。「角膜内皮細胞数が1,980個/mm²でわずかに基準を下回った」なら別院再検査の意味があります。「1,400個/mm²」という状態であれば、別院でも結果が大きく変わりにくいでしょう。具体的な数値を聞いた上で、次の行動を決めてください。
レーシック適応外でもICLが受けられるケースがある
「以前にレーシックを勧められたが受けられないと言われた」という方がICLへの関心を持つケースがあります。本サイトに口コミを寄せてくれたまつりかさん(品川近視クリニック)は「レーシックは近視が強すぎると受けられないと知って諦めていた。その後SNSでICLを知ってから自分も受けられるかもしれないと思い情報収集を始めて手術を受けることに決めた」と話しています。
これはレーシックとICLの仕組みの根本的な違いによるものです。レーシックは角膜を削って屈折を矯正するため、削れる厚みに物理的な限界があります。強い近視(目安として-8D以上など)はレーシックの適応外となることが多い一方、ICLはレンズを眼内に挿入する方法なので角膜の厚みに直接依存せず、強い近視にも対応できる場合があります。
逆のパターン(ICLは不適応だがレーシックなら可能)もあります。前房深度が不足しているが角膜が十分に厚い場合などがその例です。自分に合う術式は検査を受けて初めて明らかになるため、「どちらが向いているか」を比べる目的での適応検査受診も有効です。
本サイトの口コミから見えること
本サイトに口コミを寄せてくれた方は全員が実際に手術を完了しており、全員が適応検査を通過しています。口コミの中で「適応検査の体験」について具体的に言及している声を紹介します。
K.Nさん(新宿近視クリニック、手術2024-10)は「適応検査が非常に丁寧なので、まずは自分の目が手術可能かどうか相談してみるのが一番。リスクも含めて納得してから進めることをおすすめします」と述べています。
yukiさん(新宿近視クリニック、手術2022-12)も「検査も丁寧で、無理に勧誘されることもないので、まずは自分の目がICLに適応しているか検査だけでも受けてみることをお勧めします」とコメントしています。
OKAさん(新宿近視クリニック、手術2024-10)は「説明が非常に丁寧で、無理な勧誘もなかったので安心して相談できました」と伝えています。
3者に共通しているのは「丁寧な説明」「無理な勧誘がない」という点です。「もし適応外と言われたら…」という不安を持ちながら検査を受ける方にとって、「断られてもプレッシャーをかけられない」という安心感は、クリニック選びの重要な基準になります。
本サイトの口コミで「適応外だった」という投稿は現時点では収集されていません。公開情報によれば10〜30%程度の方が不適応になるとされているため、検査を受けることで自分の結果を確実に把握できます。
適応外かどうか心配なら、新宿近視クリニックで確認を
「自分が適応外かもしれない」という不安を持ったまま情報を集め続けるより、実際に検査を受けた方が確実です。1回の適応検査で5つの主要条件をすべて同時に確認でき、当日中に結果が出ることが多くなっています。
本サイトの口コミで「丁寧な適応検査・無理な勧誘なし」という評価が最も多く集まっているのが新宿近視クリニックです。yukiさん、OKAさん、K.Nさん、まさひーさんといった複数の方が「検査が丁寧だった」「適応外と言われるかもという不安があっても安心して相談できた」という趣旨の声を残しています。
費用面では、複数の口コミ投稿者がEVO ICLで44万〜47万円台での受術を報告しています(紹介割引など適用ベース)。乱視矯正ありの場合は追加費用が発生することが多く、おけんけんさん(山王病院)の事例では乱視ありのEVO+で756,000円という費用が確認できます。乱視の程度によって費用が大きく変わるため、適応検査で乱視量を把握しておくことが費用見積もりにもつながります。
不適応と判定された場合でも、本サイトの口コミによれば「なぜ不適応か」「別の術式の可能性はあるか」を含めた丁寧な説明が受けられるとの声があります。まずは適応検査で自分の眼の状態を数値として把握することが、次の行動を決める最短ルートです。
よくある質問
コンタクトを休止すれば適応外から通る可能性はありますか?
角膜内皮細胞数は、コンタクトレンズの長期装用によってわずかに減少することがあります。休止後に数値が若干回復するケースの報告もありますが、大幅な改善は一般的に期待しにくいとされています。ボーダーライン上の数値であれば、一定期間の休止後に再検査することで適応に変わる可能性があります。ただし基準値を大きく下回っている場合は、休止による改善は見込みにくいです。休止期間の目安や再検査のタイミングは、不適応と判定したクリニックに直接確認するのが確実です。
近視が非常に強い(-15D以上)と不適応になりやすいですか?
ICLはレーシックより強い近視に対応しており、-18D程度までのレンズが存在します(最新ラインアップは公式で要確認)。ただし極端な強度近視の場合、前房深度の確保や適切なレンズサイズの選定が複雑になるため、術者の経験と施設の対応力が重要になります。本サイトの口コミではKenさん(品川近視クリニック)が視力0.03という強い近視から1.5への改善を報告しており、施設によっては強度近視への対応実績が豊富なところがあります。
乱視があると不適応になりやすいですか?
乱視用のトーリックICLが存在するため、乱視があること自体は不適応の理由にはなりません。ただし乱視の量が非常に大きい場合や不規則な乱視の場合は対応できないことがあります。適応検査で乱視の量と種類を確認し、対応可能かどうかが判断されます。軽度から中等度の乱視であれば多くの場合対応可能とされていますが、最新の対応範囲は公式で要確認です。
ICLが不適応だった場合、他にどんな選択肢がありますか?
フェムトセカンドレーシック(LASIK)、PRK(角膜表面矯正)、ICL以外の有水晶体眼内レンズ、加齢がある場合は多焦点眼内レンズを使った白内障手術との同時矯正などが選択肢として存在します。どれが自分に適しているかは眼の状態によって異なり、眼科での個別の検査と相談が必要です。最新情報は公式で要確認です。
適応検査は複数のクリニックで受けてもよいです��?
複数院での受検は問題ありません。1院でボーダーラインの判定が出た場合や、より詳しい説明を求めたい場合には、別院でのセカンドオピニオンとして有効です。適応検査の費用は無料〜数千円程度が多いとされていますが(最新料金は各クリニック公式で要確認)、複数院を比較することで自分の眼の状態をより正確に把握し、信頼できる説明を得られます。
まとめ:「受けられるか」は検査を受けて確かめる
ICLの適応外になる割合は10〜30%前後とされており、決して無視できない数値です。主な理由は角膜内皮細胞数の不足・前房深度の不足・度数範囲外・年齢・眼疾患の有無で、いずれも適応検査を受けることで具体的な数値として把握できます。
「適応外=永久に受けられない」ではなく、ボーダーラインであれば別院再検査で通るケースもあります。レーシックが適応外でもICLが受けられるケースのように、術式の選択肢を広く検討することも大切です。
インターネット上の情報をいくら集めても、自分の角膜内皮細胞数や前房深度は分かりません。1回の適応検査が、次の判断への最短ルートです。
自分の眼が適応かどうかを確認する